ソニック(sonic)の手動鉛筆削り【かるハーフ】を一年間使ってみたリアルなレビューをお届けします!
我が家の娘は現在1年生。ちょうど去年の今頃「家で使う鉛筆削り」としてソニック(sonic)の手動鉛筆削り【かるハーフ】を購入しました。
今では毎日のように活躍してくれている「かるハーフ」なのですが、購入前には「手動と電動どっちがいいのかな?」とか「どの製品がいいんだろう~」とかわからないことだらけでけっこう悩んだんですよね。
というわけで、今回はソニック(sonic)の手動鉛筆削り【かるハーフ】を、実際に1年生の娘が一年間使ってみたリアルな感想をお届けしたいと思います!最初の章では「かるハーフを購入した理由」を書いてあるのですが、けっこう長文になってしまったので(苦笑)レビューだけを読みたいという方は「もくじ」から飛ばして読んで下さいね!
「小学生の鉛筆削り、どれを買ったいいの?」とお悩みの方の参考にしていただけたら嬉しいです。
ソニックsonicの手動鉛筆削りかるハーフを購入した理由
娘が小学校に入学するまでは100均に売っている小さい鉛筆削り(小さくて鉛筆をクルクル回しながら削るタイプ)を使っていた我が家。でも、娘より3才年上の子供がいる妹から「小学校に入ったら毎日鉛筆を削らないといけないから、ちゃんとした鉛筆削りがあったほうがいいよ。」という話を聞いたんです。
「そろそろ小学校の入学準備を始めないと!」と思っていた矢先のことだったのですが、正直「鉛筆削り」の事までは考えてなかったので「教えてくれてありがとう!」って感じでした。
そこからネットでいろいろ検索してみたのですが・・・種類がたくさんありすぎてどれを選んでいいのかさっぱりわかりません(苦笑)一口に鉛筆削りと言っても、まずは電動か手動か?を選ばないとならないですし、価格も製品によってけっこう違うんですよね。
それで「先輩ママ」である妹にいろいろ聞いてみたところ(ちなみに妹の子供も女の子です)、我が家の娘の性格的には「手動がいいと思うよ」というアドバイスを受けました。「鉛筆削りを使うのに性格って関係あるの?」とその時には思ったのですが、今になって考えると、鉛筆削りと「使う子供の性格」って、めちゃくちゃ関係あるんです!
というわけで、手動の鉛筆削りを選び始めた矢先、友達から「電動の鉛筆削りが余ってるからあげるよ」という嬉しい連絡が(笑)ラッキーということでさっそく電動の鉛筆削りを譲り受けたのですが・・・電動鉛筆削りを初めて使った娘は、その音の大きさにビックリ!「電動鉛筆削りは音が怖いからもう使いたくない!」って言われてしまったんです(泣)
うちの娘って、大きい音がちょっと苦手なんですよね。妹もそれを知っていたので「手動のほうがいいんじゃないの?」と言ってくれたのかもしれません。
ちなみにうちに電動鉛筆削りをくれた友達なのですが、その子のうちのお子さんは一つ年上の男の子なんですね。なんとその子のうちでは1年生の間に2回も鉛筆削りを買い換えたらしいんです(!)詳しく話を聞いてみたところこんな経緯があったようなんです。
なるほど~(苦笑)
友達のところのお子さんはけっこう元気系のやんちゃタイプなんですね。それまでは「鉛筆削りを使うのに性格って関係あるの?」と思っていた私ですが、この件があって「鉛筆削りを買う時って、子供の性格に合わせるのがけっこう重要ポイントなのね」という考えになりました。
そんなことがあって、我が家は「電動鉛筆削り」があるにもかかわらず「手動鉛筆削り」を購入することになりました。でも、「手動」ということは決まったのですが、検索してみると手動鉛筆削りもけっこう種類が豊富でそこからまた悩んだんですよね。
なので、またまた妹に相談してみたところ(妹は何かを買うときに事前にリサーチするタイプなんで、すごい信頼できる情報をもっているんです!)、「手動でよさそうなのはカールかソニックかナカバヤシだよ」と教えてくれました。
・ソニックsonicも大阪に本社がある日本の事務用品メーカーさんです。「鉛筆が削り終わったら自動で出てくる(製品名はトガリターン)」というような「夢あるモノづくり」を目指しているというメーカーさんです。
・ナカバヤシも伝統ある日本の事務用品メーカーさんで、特にフォトアルバムや手帳などが有名です。手動の鉛筆削りでは「お手頃価格でポップなデザイン」のものが人気です。
妹に教えてもらった上記3つのメーカーさんの鉛筆削りをチェックしてみたのですが、なるほど!3つとも楽天の鉛筆削りの人気ランキングなどでは上位を占めているメーカーさんなんですね。
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私の希望は「色はできれば白。シンプルでお値段もそれほど高くないもの」。
上記メーカーさんのもので私の希望にぴったりだったのが、当時ランキングで上位にランクインしていたソニックの「かるハーフ」の白だったんです(今は新製品が出ているのでランキングも変わっています)。日本のメーカーさんで安心だし、口コミもよさそうだし、値段も手頃。
というわけで、我が家はこのような経緯でソニックの「かるハーフ」を選びました。
ソニックsonicの手動鉛筆削りかるハーフのレビュー
ここからは実際に「かるハーフ」を毎日使っている我が家のリアルなレビューをお届けします。
ソニックの手動鉛筆削りかるハーフの機能についてのレビュー
ソニックsonicの手動鉛筆削り「かるハーフ」は、アシストギアの働きによって今までの鉛筆削りの1/2の力で軽く削れるというのが特徴です。
写真で削っているのは六角形の鉛筆なのですが、普通サイズの丸型や色鉛筆などのちょっと太めの鉛筆も削ることができますよ。
うちでは娘が年長さんの時から使っているのですが、力があまりいらないので幼稚園生のお子様でもラクに鉛筆を削ることができると思います。
「かるハーフ」は削りかすが溜まるダストケースの部分にロックがかかるようになっています。使わないときは一番下の「鍵マーク」に合わせておけばロックがかかるので、万が一落としてしまった時でも削りカスがこぼれないようになっています。
この機能、机に置いておく時とかにすごい便利なんですよね!子供が机で何か作業をしていてうっかり倒してしまったりしても、カスがちらばったりしないので安心です。
私はアラフォー世代なのですが、昔の鉛筆削りってこういう機能がなかったので、削りカスを部屋中にこぼしてしまったりしたこともありました(そして母にめちゃくちゃ怒られました(苦笑)。
鉛筆を削るときにはダストケースロック部分を鉛筆マークの位置にします。すると鉛筆が入る穴が出現するのですが、ダストケースにはロックがかかったままの状態になっているので、削りカスが散らばることもありません。
削りカスを捨てるときには、ダストケースロックを一番上まで動かします。するとダストケースロックが解除されてケースが取り出せるようになります。
ダストケースロックもけっこう大容量なので、ちょこちょこカスを捨てる必要はありませんよ!
鉛筆を削るときは右側に回すのですが(本当に軽く回ります!)、鉛筆が削り終わると空回りしている状態になるので「終わったな」ということがわかります。
そのまま鉛筆を抜けば「鉛筆削り終了~」なのですが、鉛筆を抜かず、挿したままの状態でハンドルを反対(左側)に回すとアラ不思議!鉛筆が少しずつ抜けてきて、最終的にはピョーンと飛び出してきます(!)
これは短い鉛筆を削ったときの為の機能みたいなのですが(「かるハーフ」は最小5センチの長さの鉛筆まで削れます)、うちの娘は長い鉛筆でも毎回このやり方で鉛筆を出しています(笑)
けっこう飛ぶので「飛び出る先」の状態には注意が必要ですが(下に落ちてしまうとせっかく削った芯が折れてしまいます)、この機能は子供には楽しくておすすめですよ。
ちなみにこの機能がさらにパワーアップしたのが、同じソニックの「トガリターン」という鉛筆削り。
トガリターンなら、鉛筆が削り終わったら、そのまま回していれば自動で(逆回転にしなくても)、鉛筆が出てくるという機能になっています!今は我が家が買った「かるハーフ」よりもトガリターンのほうが人気みたいですよ。
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あと、「かるハーフ」の特徴として「鉛筆の削り上がりが鈍角で安全」というのがあります。上の写真をみていただくとわかるのですが、右側が電動鉛筆削りで削った鉛筆、左側が「かるハーフ」で削った鉛筆です。仕上がり具合が全然ちがいますよね!
電動で削った鉛筆は削られている部分が多くて不経済です。芯もとんがりすぎているので危険ですよね。
一方「かるハーフ」で削ったほうは削られている部分が短くて経済的。芯が折れにくいという利点もあります。
「かるハーフ」はハンドルを回す力も軽くて済むのですが、製品自体も軽い(222グラム)んですね。本体が軽いと削るときに動いてしまいそうな気がすると思うのですが、「かるハーフ」の場合は力をそんなに使わないで削れますし、本体の下は全面に滑り止めが付いていますので、左手で軽く押さえていれば全く問題ありません。
鉛筆削りを使っていると、途中で芯が折れてしまったりすることもありますよね。ソニックの鉛筆削り「かるハーフ」の場合、芯が詰まってしまった時は、本体のハンドル部分を外せるようになっています。説明書にはこのように書いてありますよ。
ちょっと力がいるので低学年のお子様が自分で外すのは難しいと思うのですが(この作業はなるべく保護者がやるようにと、取扱説明書にも書いてありました)、大人がやる分にはそれほど難しくありません。ハンドル部分を外したら、爪楊枝などで詰まった芯を取り出せばOKです。
この記事は「かるハーフ」の機能の紹介なのですが、今現在人気のあるトガリターンも機能はほとんど同じですので「トガリターンもいいな!」と思っている方も参考にしていただければと思います。
ソニックの手動鉛筆削りかるハーフを1年使ってみた感想
ソニックの手動鉛筆削り「かるハーフ」を実際に1年ほど使ってみた感想ですが、何の不具合もなく快適に使えているので、とにかく娘が気に入ってくれています(笑)
1年生でも毎日けっこうな量の宿題が出ますので、鉛筆削りは毎日大活躍!しかもうちの娘はぬりえも好きなので、色鉛筆を削るときにも活躍していますよ。
最初のうちは「使い終わったらしっかりロックしてくれるかな?」「落として削りカスがちらばったりしないかな?」などと心配していたのですが、娘的にはロック部分をカチャッとするのが楽しいようで、鉛筆を削り終わったら毎回しっかりロックしてくれています。もうすっかり習慣になったみたいなので、1年使っていますが一度も「落として削りカスがちらばった!」なんていう事態にはなっていません。
あと、先ほど機能の紹介で書いたのですが「かるハーフ」は芯が詰まったりしてしまった場合はハンドル部分が外せるようになっているんですね。でも、今まで使っていて「中で芯が折れちゃった!」という事態には一度もなっていません(今回初めて、取説を見ながらハンドル部分を外してみました(笑)。
先述しましたが「かるハーフ」は削った後の仕上がりが短めです。なので、芯も折れにくいんですよね。機能としては地味かもしれませんが、鉛筆削りとしてはこういう部分ってすごく大事だなって思います。
小学校に行くようになると毎日鉛筆を使うので、けっこう鉛筆の消耗が激しいのですが、「かるハーフ」なら最短5センチの鉛筆まで削ることができます。うちの娘は「これはお気に入りだからまだ使うの!」と言ってかなり短くなるまで鉛筆を使ったりすることもあるのですが(学校には持って行けないのですが、家で短い鉛筆を使う場合はペンシルホルダーを使っています。こんなのです▼ ▼)
そんな時でもソニックの「かるハーフ」なら、ハンドルを逆に回せば鉛筆がちゃんと出てくるので便利なんですよ!
うちはリビングの一角に娘のコ-ナーを作ってそこに学習机を置いてあるので、鉛筆削りなどの文房具を選ぶ時にはなるべくシンプルなものを選ぶようにしています。
我が家が選んだ鉛筆削りは、「かるハーフ」の中でも「リビガク」というシリーズの物です。「リビガク」とはリビング学習の略だそうで、「リビングにマッチするデザイン」というのがリビガクシリーズなんですね。
うちの場合、「白い学習机に置いて使う」ということを前提に「かるハーフの白」を選びました。鉛筆削りを机と同系色にすることによって、ゴチャゴチャしている机の上が多少シンプルになるといいなという狙いがあります。
机に置いてあるとこんな感じです。
もちろん子供の机なのでゴチャゴチャはしていますが(苦笑)。セロテープ台なども白で揃えたので、多少はシンプルな感じになっているのではないかなと思っています(笑)。
ソニックsonicの手動鉛筆削りかるハーフのメリット
我が家が1年間sonicの「かるハーフ」を使ってみて「いいな!」と感じた部分をまとめてみます。
・仕上がりが短めなので芯が折れにくい
・削り終わったら空回りしてわかるので、削りすぎる心配がない
・削り終わったら、ハンドルを逆回転にすると鉛筆が自動的に出てくる
・全面的に滑り止めが付いているので本体が滑りにくい
・ロックがかかるので削りカスも散らばらない
・削りカスを入れる部分が大容量。
・削りカスを入れる部分が透明なので、どのくらいカスが溜まったかがわかりやすい。
・ロックがかかるので安全面もバッチリ(指を入れてしまったりという事故を防げる)
・見た目がシンプルでインテリアに馴染む
・高級感がある!というほどではないが、「安物」という雰囲気でもない
・お値段も高すぎず安すぎずでちょうど良かった。
こうして書いてみると、我が家の場合は「かるハーフ」のメリットがたくさんあったんだな~と改めて思いました。1年間「問題なく使えている」というのは、こういうメリットがあるからこそ!っていうことですよね。
逆にデメリットも考えてみたのですが・・・、今のところデメリットというのは思い浮かびません(苦笑)
電動に比べたら「鉛筆を削る手間」という部分ではデメリットになるのかもしれませんが、うちの場合は娘が手動のほうを気に入っていて、それを「手間」とも考えていないようなので、その点をデメリットと考えるかどうかは各ご家庭によって違ってくるのではないかなと思います。
おわりに
いかがでしたか?
今回はソニックの手動鉛筆削り「かるハーフ」を実際に1年間使ってみたリアルなレビューをお届けしました。
ソニックさんの手動鉛筆削りは年々進化していて、今の人気は先ほどもご紹介した、削り終わったら自動で鉛筆が出てくる「トガリターン」みたいです。我が家が使っている「かるハーフ」と「トガリターン」は、見た目はほぼ同じタイプなので(色のバリエーションが違います。今のところトガリターンに「シンプルな白」というタイプはないんですよね・・)、色の好みなどで選ぶといいと思いますよ。
トガリターンは「鉛筆削りの仕組み」が見えるようになったスケルトンタイプなども発売されていますので、女の子だけでなく男の子にもおすすめですよ!
約一年前に悩みに悩んで選んだ鉛筆削りですが、ソニックの「かるハーフ」は娘にとっても使いやすいみたいですし、我が家にとっては大正解!なお買い物でしたよ。
お手頃価格で壊れにくい手動の鉛筆削りをお探しの方にはおすすめです!いろいろな種類の色やタイプが発売されていますので、お子様に合ったタイプを選んであげて下さいね。
ソニックの「かるハーフ」もいいけど、「どの鉛筆削りにしようかまだ悩み中」という方は、こちらの記事も参考にしてみてください>>小学生の鉛筆削りおすすめ人気ランキング!1年生ママが電動手動の選び方も解説します